Seestar S50 の魅力 星雲・星団・銀河の写真

11月中旬にオールインワン天体望遠鏡 Seestar S50 が届き、この1ヶ月弱の期間いろいろ使ってみました。

Seestar S50 の主な仕様は次の通り。

口径:50mm

焦点距離:250mm

画像サイズ:1920pixel x 1080pixel

画角:1.28° x 0.72°

 

Seestar S50 は目的の天体を導入するのが非常に簡単で、ほぼ自動で行うことができるのが魅力の一つです。

 

今回は撮影した星雲、星団、銀河の写真を紹介します。

なお、画像は縦横同じサイズにトリミングしています。

 

散開星団

M35(ふたご座) 露出1分

M37(ぎょしゃ座) 露出1分

M11(たて座) 露出3分

h-χ二重星団(ペルセウス座) 露出1分

M41(おおいぬ座) 露出1分

 

散開星団は短い露出時間で簡単に撮影することができるが、サイズの大きいものは画角からはみ出してしまい、全体を収めることができない。

 

球状星団

M15(ペガスス座) 露出2分

 

■散光星

M1(おうし座) 露出10分

M42(オリオン座) 露出8分

IC405(ぎょしゃ座) 露出12分

IC434(オリオン座)馬頭星雲 露出12分

NGC1788(オリオン座) 露出20分

NGC2237(いっかくじゅう座)ばら星雲 露出20分

 

光星雲は内蔵のLPフィルターを使用するとこのように10分程度の露出時間で撮影することができます。

オリオン星雲は細部までよく映っています。ばら星雲は大きすぎるため収まりきれないのですが、中心部の細部がよく映っています。

 

■銀河

M74(うお座) 露出5分

M33(さんかく座) 露出5分

M31(アンドロメダ座) 露出2.8分

NGC253(ちょうこくしつ座) 露出10分

 

小さい銀河でも渦巻構造が写っています。アンドロメダ銀河は大きいので中心部のみとなります。

 

以上の写真は月明かりのある時に撮影したものもあり、今後月明かりのない透明度の良い夜に長時間露出撮影を行ってみたいと思います。